2017/12/16 16:51
【夏型の特徴】
春から秋にかけて生育、開花する育てやすい種類が多いタイプ。冬に休眠する種類が多いので休眠中の水やりや量には注意が必要です。比較的暑さには強い(例外もあります)とされ丈夫な種が多いのも特徴です。
◆春の管理方法
置き場所:屋内から屋外へ。風通しの良い日向に置いてあげましょう。梅雨は雨の当たらない場所で管理して下さい。
水やり:晴れが続く日に用土が乾いたらしっかりと鉢底から水が流れるまで与えて下さい。目安は7日~10日に1度くらいです。
◆夏の管理方法
置く場所:風通しの良い日向に置いてあげましょう。ただし真夏の直射日光は葉焼けの原因となるので遮光するなどの対処が必要です。
水やり:晴れが続く日に用土が乾いたらしっかりと鉢底から水が流れるまで与えて下さい。目安は3日~6日に1度くらいです。日中の気温が高い時間に水やりをすると鉢の中が高温になり植物が枯れてしまいます。夕方以降の涼しい時間に水やりをして下さい。
◆秋の管理方法
置く場所:気温が下がり始めたら(※地域差はありますが最低気温が15℃を下回り始めたら)屋内で管理しましょう。
水やり:晴れが続く日に用土が乾いたらしっかりと鉢底から水が流れるまで与えて下さい。目安は7日~10日に1度くらいです。気温が15℃を下回り始めると落葉し休眠する植物もあります。その際は水やりを控えるようにしてください。
◆冬の管理方法
置く場所:日当たりの良い屋内に置いてあげましょう。ただし窓際などは夜間に気温が下がり過ぎる事もあるので注意して下さい。また暖房などが直接当たらない様にしましょう。
水やり:晴れが続く日に用土が乾いたら用土の表面が湿る程度の量を与えて下さい。目安は月に1度くらいです。または暖かくなるまで水やりを控えても結構です。
【最後に】
ここでは基本的なサボテン・多肉植物の育成方法を記載致しましたがすべての夏型植物がこちらの管理方法に当てはまるとは限りませんのでご注意下さい。生き物ですから育ってきた環境や現在の管理方法で同品種でも管理方法が異なる場合もあります。植物の生命力は強く、その環境下に適応しようとしますので様々な管理方法や育成のやり方を見つけるのも植物の楽しさ面白さだと思います。